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LEGO 42056 レビュー(可動部編)


LEGO 42056 ポルシェ 911 GT3 RS / Porsche 911 GT3 RS


 42056、ポルシェ 911 GT3 RSの可動部編です。
 モーターが付属していないので走らせることはできないのですが、ドライブトレーンやトランスミッションなどがきっちりと組み込まれており、走るための機構は準備万端なのです。


各所開口部
42056-073.jpg テクニックのスポーツカーやレーシングカー系統のモデルは建機なとのモデルに比べるとどうしても可動部が少なくなってしまい、動かしまくって遊ぶというよりはディスプレイモデル的になってしまいます。
 今回のポルシェ911もパッと見分かるような可動部は写真のようなドアやフードの開閉箇所くらいですが、内部には変速機、デフギヤ、サスペンションなど走るためのユニットがぎっしりと詰め込まれています。


パドルシフト
42056-074.jpg このポルシェ911の見どころはなんといってもトランスミッションが組み込まれているところです。その変速操作も実車同様にパドルシフトで行います。
 ステアリングの両脇にある黄色い部品が付いているところがパドルです。パドルを引くとトランスミッションが1段分変速します。
 右パドルがシフトアップ、左がシフトダウンとなっています。
(写真にマウスポインタを載せるとパドル戻り)
 

変速機効果確認(速度計測)
42056-077.jpg さて変速機が付いているこの車、その効果を確認したくなりますね。ということで後輪の回転をもとに変速操作により速度が変化しているかどうかを確認してみることにしました。
 使ったのは自転車用スピードメーター。ハブに磁石(赤矢印)を取り付けてセンサーで回転数を拾い、入力済のタイヤ周長から速度を計算し表示する(赤丸部)システムです。
 
42056-076.jpg 後輪を回転させるためにモーターを取り付けました。車体後部に生えているものがモーターです。今回はPFのXLモーターを使っています。その後方に並ぶユニットは奥から電池BOX、リモコン受信ユニット、リモコン操作ユニットです。
 フェイクエンジンとトランスミッションをつなぐ経路途中にモーター動力を割り込ませました。
 
42056-078.jpg 早速実験開始です。
 表示は付属のタイヤを取り付けて走行させたらこうなりますという値を示しています。ただし、機器の都合上10倍の値を出しているので結果は表示の1/10となります。
 では、1速の結果です。
 表示が11.6km/hなので結果は1.16㎞/hです。
 
42056-079.jpg シフトアップ!2速。
 1.88㎞/h
 
42056-080.jpg 3速
 3.04km/h
 
42056-081.jpg 4速
 4.76km/h となりました。

 シフトアップしていく毎に速度も上がっていくことが確認できました。ちゃんと機能を果たしています。
 このテストについては詳細を別記事に掲載したいと思います。
 

前後進切替
42056-082.jpg 室内のシフトレバーにも役割が与えられています。それは前後進切替です。
 レバーを引くとD:前進、前方に押すとR:後進となっています。
 このセットのインストは各部の操作方法が一切記されてなく、このレバーもどっちに倒したらどうなのかが分かりませんでした。
(写真にマウスポインタを載せるとレバーRへ)

42056-084.jpg 根拠はこれ。
 メーターに貼るシールですが回転計内にシフトパターンが明示されています。一般的な車と同じような P-R-N-D の並びとなっています。
 前に倒すとR、後ろに倒すとDですね。
 


エンジン
42056-085.jpg エンジンにはクランクシャフト、ピストンが組み込まれていて動力を与えるとピストンが往復するようになっています。また、エンジンから後輪までの経路は実車と同じ様にシャフトでつながっているのでそれらは連動して動きます。
 なので、速度測定のテストの様に途中の経路にモーターを割り込ませると後輪が回転すると同時にピストンも動きますし、モーター無しでも転がし走行させると同じ様にピストンが動くようになっています。
(写真にマウスポインタを載せるとエンジン停止)
 

ステアリング
42056-087.jpg  室内のステアリングを回すと前輪の向きが変わります。他のテクニックモデルではステアリング操作用のツマミは屋根の上や車体後方などの操作がしやすい車外に出してありますが、ポルシェ911では実車と同じような操作方法となっています。他のモデルでは遊び易さ、ポルシェでは見栄えとリアリティを優先した結果だと思います。
(写真にマウスポインタを載せるとステアリング右)
 

フロントサスペンション
42056-089.jpg 前後車軸にはサスペンションが組み込まれています。こちらはフロント側。
 最低地上高が低くてストロークさせてもすぐに地面に着いてしまいます。ストローク量はほんのちょっと。
(写真にマウスポインタを載せると車体上昇)
 

リアサスペンション
42056-091.jpg こちらはリア側。
 フロントよりもほんのちょっとだけストローク量が多いです。
(写真にマウスポインタを載せると車体上昇)
 

フロントフード
42056-093.jpg フロントフード(ボンネット)の開閉です。
 ポルシェはリアエンジン車なのでフロントフードを開けてもそこにエンジンはありません。その代わりここがトランクスペースとなっています。
(写真にマウスポインタを載せるとフード閉)
 
42056-095.jpg このセットにはフロントのトランクに入れる専用カバンが付いてきます。
(写真にマウスポインタを載せるとカバン収納)
 

リアフード
42056-097.jpg リアフードを開けるとエンジンルームです。
 開口部が狭いので整備は大変そう。
(写真にマウスポインタを載せるとフード閉)
 

左右ドア
42056-099.jpg 左右ドアの開閉です。
 ドアノブが外側に付いていますが、ドアロック等の機能はありません。
(写真にマウスポインタを載せるとドア閉)
 

グローブボックス
42056-101.jpg 助手席のグローブボックスも開閉ができます。
 中にはシリアルナンバーが記されたプレートが取り付けられています。
(写真にマウスポインタを載せるとグローブボックス閉)
 

リアウイング
42056-103.jpg リアウイングは角度を変えることができます。好みの角度に調整しましょう。
(写真にマウスポインタを載せるとリアウイング水平)


 ポルシェ 911 GT3 RS の可動部紹介でした。
 自動車の大型テクニックモデルはドアやボンネットの開閉等がギヤ駆動でできるようにしてあるものが多いのですが、このポルシェ911には組み込まれていません。その代わりトランスミッションを含む駆動系が綿密に組み込まれています。対象年齢が16+となっていることもあり、遊ぶモデルというよりも中身が作りこまれたディスプレイ寄りのモデルであるといえますね。でも、駆動系が準備してあるのでモーターを組み込んでディスプレイモデルからR/Cカーへと変身させるというのも面白いと思います。


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  2016.08.25 : LEGO 42056 レビュー(組立編-1)
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  2016.09.25 : LEGO 42056 レビュー(機構編-1)
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タグ: LEGOテクニック レビュー2H2016 42056 可動部編 スポーツカー

Comment

モーター欲しいですね

> lego fan さん
私もモーター付いてると良かったと思います。
ターゲット層は走らせて喜ぶような感じではなさそうですが
(通常のレゴユーザーの他にポルシェファンとか)
ディスプレイ台でも付けてモーターでエンジンが動いたり、
後輪が空転するのを見れるようにすればよかったかなぁと。
モーターさえ付いていれば改造して走らせるようにもできますからね。

大きいです。

記事わかりやすく参考になります。

当方も完成させましたが、作りごたえ十分でした。
やはり大きいですね、ふぉるすワーゲンビートルとf40と
おいて比較しても面積で4倍なので結構場所をとりますね。
動力部分を内蔵して300ドルだったらよかったなと感じています。

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